
Portfolio

CLIENT: 中華バル あづみ
CATEGORY: Branding / Logo Design / Brand Identity
茨城県水戸市、宮下銀座にある「中華バル あづみ」のブランディングおよびロゴデザインを制作しました。
本格的な中華料理を、若い世代やファミリー層をはじめ、幅広い人々に気軽に楽しんでもらいたい。そんな店主の思いを出発点に、お店の個性や大切にしている価値観を整理し、親しみやすさと中華料理店らしい雰囲気を両立したブランドアイデンティティの構築を目指しました。
今回のブランディングで特に大切にしたのは、店主が語る「人と人の出会い」という考え方です。料理やお酒を楽しむことはもちろん、その場所で生まれる会話や偶然の出会い、誰かと過ごす時間そのものが、お店の魅力につながっていると考えました。
ロゴデザインのシンボルには、店頭に飾られていた提灯に描かれた鳳凰。
中国の伝統的な霊鳥で、持つ五つの尾という特徴に着目し、その姿を人に見立てることで、人と人が集まり、自然につながっていく様子を表現しています。
伝統的な鳳凰の意匠をそのまま再現するのではなく、曲線を生かしたシンプルな造形へと再構成。中華料理店らしい文化的な背景を感じさせながらも、堅苦しさや敷居の高さを感じさせない、軽やかで親しみやすいシンボルマークを目指しました。
店名の「あづみ」は、手書きのような柔らかさと動きを感じさせる文字で構成しています。整いすぎたタイポグラフィではなく、一文字ごとに表情を持たせることで、店主の穏やかで気さくな人柄や、お店に流れる温かな空気感を視覚的に表現しました。
カラーリングには、中華料理の文化を想起させる鮮やかな赤を基調に採用。白い背景との組み合わせによって、明快な視認性と清潔感を確保しながら、活気や楽しさを感じさせるデザインとしています。
また、ロゴデザインと並行して、お店が提供する価値や目指す姿を整理するブランド設計にも取り組みました。
ブランドの核となるのは「味・発見・安心・つながり」という四つの要素です。本格的な中華料理と多彩なお酒の組み合わせから生まれる新しい発見、店主の人柄がもたらす安心感、そして初めて訪れる人も常連客も自然体で過ごせる居心地の良さ。こうしたお店の特徴を整理し、ブランドとして伝えるべき価値を明確にしました。
中華料理とお酒の新しい楽しみ方を提案しながら、一人でも、友人同士でも、家族でも気兼ねなく立ち寄れる場所。料理の美味しさだけでなく、そこで過ごす時間や人との関係性までを含めて、中華バル あづみのブランドを捉えています。
ブランドメッセージには「良い時間が待っている(Good Times Await)」という言葉を設定しました。特別な日だけではなく、何気ない日常の中にも、美味しい料理や新しい発見、人との出会いが待っている。そんなお店のあり方を、短く親しみやすい言葉で表現しています。
中華バル あづみのプロジェクトにおいても、店主の人柄や料理へのこだわり、人と人とのつながりを大切にする姿勢を起点に、ブランドの考え方からロゴデザインまでを一貫して設計しました。
お店の名前やシンボルを目にしたとき、そこにある温かさや楽しさが自然と伝わること。そして、訪れた人にとって、また足を運びたくなる場所であること。そんな中華バル あづみの魅力を、ブランドデザインとして形にしたプロジェクトです。

本来の価値を見つめ、選ばれる理由をつくる。
ブランディングは、企業や商品を魅力的に見せるためだけのものではありません。その企業やブランドが持つ価値を理解し、何を大切にしているのか、どのような存在でありたいのかを明確にすること。そして、その考え方が人々に正しく伝わり、共感や信頼につながる関係を育てることだと私たちは考えています。
Piece of CAKEでは、企業や地域、商品・サービスのブランディングにおいて、まず歴史や背景、事業の特徴、関わる人々の思いを丁寧に理解することから始めます。対話や調査を通じて、当たり前になっている価値や、まだ十分に伝えられていない魅力を見つけ出し、ブランドの方向性を整理していきます。
大切にしているのは、新しいイメージを一方的につくり出すことではなく、すでに存在する価値と、これから目指す姿を結びつけることです。
ブランドコンセプトの策定から、ロゴデザイン、グラフィック、Web、写真、映像などのコミュニケーション設計まで、目的に応じた表現を考えます。
一度の制作で完成するのではなく、さまざまな接点を通じて認識が育ち、選ばれる理由になっていくこと。私たちは、企業やブランドの成長とともに価値を積み重ねていくブランディングを目指しています。
企業の本質を捉え、これからを象徴する。
ロゴデザインは、企業やブランドの名前を視覚的に表すだけのものではありません。その企業が何を大切にし、どのような価値を持ち、これからどこへ向かおうとしているのか。その本質を理解し、一つの象徴として形にすることだと私たちは考えています。
Piece of CAKEでは、企業の歴史や事業内容、理念、働く人々の思いを丁寧に読み解くことからデザインの制作を始めていきます。すでにある魅力を見つけ出し、言葉や考え方を整理しながら、企業らしさを視覚的な表現へとつなげていきます。
大切にしているのは、見た目の新しさや美しさだけではなく、長く使い続けられること。そして、さまざまな場面で一貫した企業イメージを伝えられることです。
シンボルマークやタイポグラフィ、カラーなどの要素を総合的に設計し、企業の現在と未来をつなぐコーポレートアイデンティティ(CI)を構築します。企業やブランドが成長していく過程に寄り添い、その価値を伝え続けるロゴデザインを目指しています。
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株式会社Piece of CAKE(ピースオブケイク)は、茨城県水戸市を拠点とするデザイン事務所です。グラフィックデザイン、Webサイト制作、ブランディング、映像制作などのクリエイティブ支援を行っています。また、自社メディア「Piece of CAKE Editorial View」にて、AIとデザインの最新動向を発信しています。ブランドのアイデンティティ構築やロゴ制作のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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