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Portfolio

#16 Logo Design

  • Graphic Design

  • Brand Structure

  • Creative Direction

KD ENERGY|企業の個性とエネルギーの力を表現したロゴデザイン

CLIENT: KD ENERGY
CATEGORY: Branding / Logo Design / Corporate Identity / Visual Identity

PROJECT OVERVIEW

社名のイニシャルと電気の象徴を組み合わせ、企業の顔となるシンボルをつくる。

エネルギー関連事業を展開する「KD ENERGY」のロゴデザインを制作しました。

今回のプロジェクトでは、社名のイニシャルである「K」と「D」をモチーフに、エネルギー企業としての事業の特徴を直感的に伝えながら、親しみやすさと信頼感を備えたコーポレートアイデンティティの構築を目指しました。

企業のロゴは、名刺や封筒などの印刷物だけでなく、制服や各種ツールなど、さまざまな場面で使用されるものです。そのため、見た目の印象だけでなく、視認性や汎用性、長期的な使用に耐えられる造形であることを重視しました。

ロゴデザインの中心となるのは、「K」と「D」のアルファベットを組み合わせたオリジナルのシンボルマークです。

一般的なアルファベットをそのまま配置するのではなく、それぞれの文字が持つ特徴的な形状を抽出し、丸みのある柔らかな造形へと再構成しました。

左側の「K」は、太い線と曲線を組み合わせたシンプルな形状とし、右側の「D」は、大きく弧を描くようなフォルムによって表現しています。二つの文字を独立させながらも、全体として一つのシンボルに見えるよう、線の太さや形状のバランスを調整しました。

また、シンボルマークの中央には、エネルギーや電気を象徴する稲妻のモチーフを配置しています。

稲妻は、エネルギーという目に見えにくいものを、誰もが直感的に理解できる形として表現できるモチーフです。今回のデザインでは、社名のイニシャルと稲妻を組み合わせることで、企業名と事業内容を一つのシンボルの中に集約しました。

特徴的なのは、アルファベットと稲妻を単に並べるのではなく、それぞれの形状が一体となって見えるように構成していることです。

丸みのある「K」と「D」の間に、鋭角的な稲妻を配置することで、柔らかさと力強さのコントラストを生み出しています。

エネルギー企業らしい活動的な印象を持たせながらも、過度に硬質なデザインにはせず、親しみやすさを感じられるシンボルマークを目指しました。

カラーリングでは、企業からの要望であったグリーンを中心に採用しています。

グリーンは、自然や環境、安心感などを連想させる色彩です。今回のロゴでは、鮮やかなグリーンを基調としながら、色調に変化を持たせたグラデーションによって、単色では表現しきれない奥行きや動きを加えました。

また、中央の稲妻には、イエローからオレンジへと変化するグラデーションを採用しています。

グリーンの持つ落ち着いた印象に対して、稲妻の明るい色彩がアクセントとなることで、エネルギーの力強さや活発さを視覚的に表現しました。

色彩の組み合わせによって企業の個性を明確にしながら、ロゴ全体が複雑になりすぎないよう、造形そのものはできる限りシンプルに整理しています。

今回のロゴデザインで特に重視したのが、シンボルマークとしての識別性です。

企業のロゴには、社名を読まなくても、その形を見ただけで特定の企業を思い浮かべられることが求められます。

そのため、KD ENERGYのロゴでは、一般的なエネルギー企業のイメージを表現するだけでなく、「K」と「D」を独自の造形に置き換えることで、企業固有のシンボルとして認識されることを目指しました。

遠くから見た場合や、小さく表示された場合でも、丸みのある二つの文字と中央の稲妻という特徴的な構成が伝わるよう、シルエットのわかりやすさを大切にしています。

また、シンボルマークの下部には「ENERGY」の文字を配置しました。

ロゴタイプには、シンプルで視認性の高いサンセリフ体を採用し、シンボルマークの柔らかな造形とのバランスを整えています。

文字の形状は装飾を抑え、明快で安定感のある印象とすることで、シンボルマークが持つ個性を引き立てる構成としました。

さらに、実際の使用環境を想定したデザイン設計も行っています。

企業のロゴは、Webサイトや名刺などの平面的な媒体だけでなく、制服への刺繍やプリント、封筒、書類、各種印刷物など、異なる素材やサイズで使用されることがあります。

特に制服などへの展開では、複雑な線や細かな装飾が再現性を損なう場合があります。そのため、今回のシンボルマークでは、線の太さや輪郭を明確にし、基本となる形状をできるだけ単純化しました。

グラデーションによる色彩表現を取り入れながらも、シンボル自体はフラットな構造で成立するように設計しています。

これにより、媒体や印刷条件に応じて表現方法を調整しやすく、企業活動のさまざまな場面で継続して使用できるロゴを目指しました。

また、長く使用する企業ロゴだからこそ、一過性のトレンドに依存しすぎないことも重要だと考えています。

流行を取り入れること自体が目的ではなく、企業の特徴をどのような形で表現すれば、時間が経ってもその意味や魅力が伝わるのかを検討しました。

KD ENERGYのロゴでは、社名のイニシャルと稲妻という、わかりやすく普遍的なモチーフを組み合わせることで、シンプルでありながら独自性のあるデザインを実現しています。

株式会社Piece of CAKEでは、ロゴデザインを企業の名前を視覚化するだけのものではなく、事業の特徴や価値観を整理し、社会との接点をつくるためのコミュニケーションデザインとして捉えています。

今回のプロジェクトにおいても、企業名と事業内容をどのように結びつけるかという視点から、シンボルマークの造形や色彩、タイポグラフィを設計しました。

企業の特徴がひと目で伝わること。さまざまな媒体で使いやすいこと。そして、繰り返し目にすることで、企業の顔として認識されていくこと。

「KD」という社名と、エネルギーを象徴する稲妻を一つの造形に集約し、視認性と独自性を両立させたコーポレートロゴデザインです。


LOGO DESIGN

企業の本質を捉え、これからを象徴する。

ロゴデザインは、企業やブランドの名前を視覚的に表すだけのものではありません。その企業が何を大切にし、どのような価値を持ち、これからどこへ向かおうとしているのか。その本質を理解し、一つの象徴として形にすることだと私たちは考えています。

Piece of CAKEでは、企業の歴史や事業内容、理念、働く人々の思いを丁寧に読み解くことからロゴデザインを始めます。すでにある魅力を見つけ出し、言葉や考え方を整理しながら、企業らしさを視覚的な表現へとつなげていきます。

大切にしているのは、見た目の新しさや美しさだけではなく、長く使い続けられること。そして、さまざまな場面で一貫した企業イメージを伝えられることです。

シンボルマークやタイポグラフィ、カラーなどの要素を総合的に設計し、企業の現在と未来をつなぐコーポレートアイデンティティ(CI)を構築します。企業やブランドが成長していく過程に寄り添い、その価値を伝え続けるロゴデザインを目指しています。


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株式会社Piece of CAKE(ピースオブケイク)は、茨城県水戸市を拠点とするデザイン事務所です。グラフィックデザイン、Webサイト制作、ブランディング、映像制作などのクリエイティブ支援を行っています。また、自社メディア「Piece of CAKE Editorial View」にて、AIとデザインの最新動向を発信しています。ブランドのアイデンティティ構築やロゴ制作のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

→ 【企業の変化を見る】Becoming Stories
     https://note.com/poc_design/m/mfa19d5a86453

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Tomohiro Yonekawa

-#16 Logo Design

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